目標はシンクロ種目で東京オリンピック出場!
2016年11月に行われた「第10回アジア水泳選手権大会 男子3mシンクロナイズドダイビング飛板飛込」で3位と好成績をあげた長谷川英治、荒木宥図ペア。
実兄が飛込競技に打ち込む姿に影響を受け競技をはじめたという同じ境遇の二人は、ペアのシンクロ度に磨きをかけるため、現在日本体育大学で競技に打ち込んでいます。
先日、故郷長岡で行われた日本体育大学の合宿にお邪魔してお二人にインタビューをしてきました!

荒木 宥図 (日本体育大学3年)

長谷川 英治 (日本体育大学4年)
このスポーツをやっていて一番嬉しかった瞬間はどんな時ですか?
荒 木:高校インターハイの優勝が一番嬉しかったです。
長谷川:昨年のアジア選手権で3位になった時です。国際大会は、日本とは違って独特な雰囲気がありましたので、その中で獲れたことは嬉しかったです。
逆に、これまでの挫折や苦労を教えてください
荒 木:小6か中1のころ怖くて跳べない時期がありましたね。翌年、全中(平成22年度全国中学校体育大会 男子3m飛板飛込)で3位になった時、頑張ればできるんだと自信がついて乗り越えることができました。
長谷川:日々の練習の1本1本の中で味わうものだと思います。1日で何十本何百本も飛ぶ中で、ここが良かった悪かったという部分で感じることが多いです。そこに一喜一憂せず、その1本に如何に集中できるかが大事で気をつけています。
自分が誰にも負けない・負けたくない強みを教えてください
荒 木:入水です。
長谷川:(荒木は)入水の感覚が良いので助走が失敗してもしっかりと決めてくるところがすごいです。自分はダイナミックな演技です。身長が180㎝で日本の飛込界では一番大きいので、身体を大きく使った演技では誰にも負けたくないです。
日常生活と競技に打ち込む時のオンオフはありますか?
荒 木:寝る前にどうしても演技のことを考えてしまいます。(笑)
長谷川:(練習に向かう時)家を出たらスイッチが入ります。練習が終わったら考えたくないですね。(笑)
体調管理で気を付けていることはありますか?
荒 木:睡眠は7時間以上を心がけているので12時前には寝るようにしています。
長谷川:試合の1週間前からご飯(炭水化物)を多く摂るようにしています。普段はあまり意識していないです。
生まれ変わったらやってみたいスポーツはありますか?
荒 木:ブレイクダンスです。ボールとか用具を使うスポーツではなく、自分の身体でできるスポーツが良いですね。
長谷川:ボクシングです。格好良いですよね!あとは、バスケも好きです。
好きな言葉は?
荒 木:「継続は力なり」です。継続してやることが大事だと常に心がけています。
長谷川:「挑戦」です!
長岡の好きなところ、自慢できるところは?
荒 木:空気がきれいなところ。今は東京にいるので長岡に帰ってくると緑が多くて気持ちいいです。卒業後は長岡に住みたいです。
長谷川:長岡花火です。毎年見たいけど練習があって最近は見れてないです。来年はぜひ見たいです。
長岡が大好きなお二人は、2月に行われるワールドカップやアジア大会の派遣選手を決める「飛込国際大会派遣選手選考会」に、個人種目とシンクロ種目でエントリー予定です。
長岡から世界へ!!
オリンピック出場を目指すお二人の意気込みをご覧ください!
彼らの活躍を期待し、みんなで応援しよう!!