悔しさを糧に更なる高みを目指す、陸上界期待の星

  • 陸上競技
  • 2018.03.01

 今年の目標は陸上インターハイで砲丸投げと円盤投げの二種目制覇!と宣言する阿部敏明さん(長岡商業高校3年)が、2017年6月、全国高校総体(インターハイ)の予選を兼ねた北信越高校総体において大会新記録で砲丸投げ優勝を遂げた。

阿部選手の16mを越える好記録に急きょ17mのマークが設置された

 

 

 

 

 

 

 

 


  •  
  •  そして翌日。
  •  今シーズン全国高校生1位の記録を有し全国大会での優勝が有力視される円盤投げ。
  •  報道各社の望遠レンズ、会場中の視線がサークルの阿部選手に注がれる。
  •  歴史的瞬間が見れるかもしれない期待感が会場全体にあふれている。
  •  その中で投じた1投目、ファール。2投目ファール。
  •  予想しない結果に報道陣も驚きを隠せない。
  •  そして投じられた最終3投目。
  •  練習を通じ常に50m以上を投げていたが、まさかの36mで予選敗退。
  •  後に阿部選手自身も「今まで味わったことのない気持ちになった」という予想しない結果で北信越大会を終えた。

 それから1カ月。

 その悔しさを糧に挑んだ8月のインターハイでは17m05㎝と好記録をマークし見事に全国制覇を果たし、また、その後の愛媛国体とU-20日本選手権においても優勝し全国大会3冠を達成した。

 阿部さんは4月からは陸上投てき種目の日本チャンピオンを多く輩出する日本大学に進学し、より高みを目指そうと意気込んでいる。

 

 

 先日、阿部さんにインタビューをしてきましたので、少し紹介させていただきます!


    

 

 

 

 

 


これからの目標は?

  最終的な目標はオリンピックで金メダルを取ることです!その前に日本選手権で入賞、大学3年時に日本記録(2015年畑瀬聡選手が樹立した18m78)を超えたい。そのために、まずは大学生活に慣れて、しっかりと体を作っていきたいです。

 

Qこのスポーツをやっていてうれしかった瞬間や、印象に残っている瞬間は?

 新しい技術を身につけて記録が伸びた時ですね。今年のインターハイが一番印象に残っています。予選で右足の内転筋を肉離れして決勝は難しいと思いましたがアドレナリンが出て決勝で戦えてよかったです。顧問の松井先生が現地であちこち駆け回り治療院を探してくださったおかげで決勝に臨める状態になったのでとても感謝しています。


校内には阿部さんの功績並ぶ特設コーナーが!!

 

 

 


Q自分の強みは?

 絶対にてっぺんを取るという気持ちは誰にも負けません。高2の春の県大会で6㎝差で負けた時、とても悔しくてその気持ちが更に強くなりました。

 

Q試合の時はどのようなイメージを持っていますか?

 投げる前はポジションや一連の動作のポイントをイメージします。投げる瞬間は何も考えていません。

 

Qこれからも選手として続けるためには何が必要か?

 もっと身体を作らないといけないですね。高校に入ってから筋トレを始めて体重も増えたけど、他の選手に比べるとまだ足りないです。

 

Qあなたにとってこのスポーツは?

 短距離走などと違い、投てき種目は自分の身体から物を投げるというところが面白いです。投てきに出会わなかったらスポーツ自体もやっていなかったかもしれないです。もし、生まれ変わったら野球をやってみたいです。この体でどこまでできるか試してみたいですね。

 

Q好きな言葉は?

「ありがとう」です。

 この学校を紹介してくれた先生、そして高校3年間自分を見ていただいた松井先生にはとても感謝しています。また、両親には感謝しても一生しきれないですね。


阿部さんの恩師松井先生との一枚(北信越高校総体)


Q長岡市民スポーツ応援団に一言お願いします!

 色々と支援や応援ありがとうございます。これからも皆さんの期待に応えられるよう頑張りますので応援よろしくお願いします!


 「てっぺんを獲る!!」

 阿部さんのその瞬間を期待してみんなで応援しましょう!

関連選手